【ご注意】ひかり電話からアナログ電話に変更しませんか?

投稿日時:2021年11月8日

こんにちは。ちゃんぷるネットスタッフの新垣です。
最近、総務省やNTTから注意喚起がでている、
ひかり電話からアナログ電話変更トラブルについてお伝えしたいと思います。

■光回線契約を締結している利用者に対するアナログ電話への移行勧誘に関する注意喚起
https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000459.html

■NTTの名を騙った「アナログ電話への契約変更」を行う事業者に関する注意喚起について
https://www.ntt-west.co.jp/info/support/oshirase20211026.html

まずは「ひかり電話」と「アナログ電話」を簡単に説明します。

ひかり電話とは


ひかり電話は光回線のインターネットを利用しているお客様向けの
電話サービスなので、前提でインターネット接続サービスが必要になります。
しかし、月々約550円から電話回線が持てる事や、日本全国一律の低価格の通話料金で
通話できるメリットがあります。

■ひかり電話(IP電話サービス)料金
https://flets-w.com/opt/hikaridenwa/ryoukin/

アナログ電話とは


昔からある、黒電話などでも使える電話回線です。お客様によって料金が異なりますが、
月々1700円前後の基本料金がかかり、通話料金も距離などによって変動します。
光回線のインターネットをお使いの場合「ひかり電話」の方が月額料金、
通話料ともに安くなります。

上記を踏まえて注意喚起の内容

ケース1:NTTを名乗ってのアナログ電話回線へ変更手続きをしようとする。
アナログ電話へ戻す提案をNTTさんの担当者が行う事は通常ありません。
すぐに手続きを進めずに、一度契約しているプロバイダーやフレッツ光の窓口にご相談下さい。

ケース2:高額のサポート料(或いは手数料、工事費)を請求しようとする
アナログ電話に戻す工事に費用はかかりますが、通常は工事費の請求は1回だけで、
月々の請求はアナログ電話回線の基本料のみ1700円前後になります。
それ以上請求される場合は、余分なオプションを追加されている可能性があるのでご注意下さい。

ケース3:アナログ電話回線への変更後に解約を申し出たところ高額の違約金を請求させる
アナログ電話を解約する際の費用は2000~10000円が一般的です。
それ以上の金額を請求された際は一度NTTさんにご相談した方が良いと思います。

最後に


「ひかり電話」から「アナログ電話」への変更は個人で手続きを行えます。

上記のような不信な電話がありましたら、
プロバイダーやNTTや消費生活センターへご相談下さい。

■【国民生活センター】アナログ回線に戻す契約のはずがサポート契約に
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen398.html