PCを使っていると「更新プログラムをインストール中」「更新プログラムのインストールを完了するためにコンピューターを再起動して下さい」という表示が出ることがあります。これは「Windows Update」という機能によるものですが、この機能について解説します。
Windows Update とは
Windows Updateとは、インターネット回線を利用してWindowsを最新の状態にするための機能です。
Windowsの不具合やセキュリティ上の問題(セキュリティホール)の修正が適用されます。
不具合やセキュリティホールをそのままにしておくと、コンピューターウイルスに感染したり、悪意のあるユーザーにPCを操作されるなどの危険性があります。これらの被害を防ぐためにWindows Updateを行う必要があります。
Windows Update はどのように行えばいいの?
今のWindowsはインターネットに接続していると自動で更新プログラムがインストールされるようになっているので、特別な操作は必要ありません。
Windows Update はアメリカ時間で毎月第2火曜日(日本は翌日)の定期配信と、緊急性の高いものは不定期で配信されています。
Windows Update を行えばセキュリティソフトは不要?
セキュリティ上の問題(セキュリティホール)の修正が適用されると聞くと、セキュリティソフトは必要ないの?と思う方もいるかも知れませんが、セキュリティソフトは必要です。Windowsの不具合を狙ったウイルス以外にも、ユーザーの操作ミスやユーザーを騙してインストールさせようとするウイルスもあるため、そのようなウイルスに対してはセキュリティソフトが有効です。
Windows Update はいつまで行えるの?
Windowsにはサポート期限があり、期限まではWindows Updateを行うことが可能です。期限が過ぎると修正が行われなくなるので、それまでにはPCを買い換えるなどの対応を行って下さい。
Windowsのサポート期限は下記のとおりです。
OS | メインストリームサポート終了日 | 延長サポート終了日 |
---|---|---|
Windows 7 | 2015 年 1 月 13 日 | 2020 年 1 月 14 日 |
Windows 8.1 | 2018 年 1 月 9 日 | 2023 年 1 月 10 日 |
Windows 10 | 2020 年 10 月 13 日 | 2025 年 10 月 14 日 |
※メインストリームサポートとはセキュリティの修正の他に、新機能の追加等が行われます。延長サポートはセキュリティの修正と不具合の修正のみが行われます。