携帯4社が2020年より第5世代移動通信システム「5G」のサービス提供を開始します。
5Gに使う電波は届く距離が4Gに比べて短いため、より多くのアンテナが必要となります。
日本政府は、信号機を5Gのアンテナに利用できるようにする方針を示しました。
信号機が5Gのアンテナに!?
2019年6月14日、日本政府は「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画(IT新戦略)」を閣議決定し、
その中で、携帯4社が信号機に5Gアンテナを設置できるようにする方針を示しました。
なぜ信号機なのか?
既存設備である信号機に5Gアンテナを設置することには、以下のようなメリットがあり、
アンテナ設置コストの低減や、5Gエリアの迅速な拡大を図ることができます。
- 5Gに使う電波は届く距離が4Gに比べて短いため、より多くのアンテナが必要となるが、全国に約20万8000千基ある信号機が使えれば、多くのアンテナ設置場所を確保できる。
- 既に電源が確保されている。
- 交差点という非常に見通しのよい場所に設置されているため、アンテナ設置場所として適している。
最後に
信号機に5Gアンテナを設置し始めるのは2023年度からのようですが、
携帯4社は、2020年から5Gのサービスを開始するようです。
実際に5Gを利用できる日が待ち遠しいですね。(^^)