PPPoEとは?

投稿日時:2018年9月14日 タグ:

インターネットの設定のときに出てくる言葉で「PPPoE」というものがありますが、今回はPPPoEとは何かについて説明します。

PPPoEとは何か

PPPoE(PPP over Ethernet)は、PPP(Point to Point Protocol)(=一般的にダイヤルアップ接続において、ユーザIDとパスワードを用いて認証し、接続する際に用いられるプロトコル)の認証機能などを、一般にLANなどで使用されているEthernet上でも利用できるようにしたプロトコルであり、RFC2516で標準化されています。
フレッツ 光ライト、フレッツ 光ネクスト、Bフレッツ、フレッツ・ADSLでは、お客さまの端末機器とフレッツ網との接続にPPPoEを利用します。
PPPoEとは何ですか? | よくあるご質問 | NTT東日本 | フレッツ光

PPPoEとはインターネットに接続する方法の一つで、インターネット接続にIDとパスワードが必要な方式です。プロバイダと契約するとIDとパスワードが送られてきますので、これをPC※1またはルーター※2に設定するとインターネットに接続できるようになります。

※1 Windowsのバージョンによって名前が違います。

  • 広帯域接続(Windows7)
  • ブロードバンド接続(Windows8)
  • ダイヤルアップ接続(Windows10)

※2 ルーターの設定がAPモードになっていると設定できないので変更する必要があります。APモードって何?

PPPoE以外の接続方法

NTTのフレッツ回線ではPPPoEが一般的なインターネット接続方式ですが、他にもいくつかの方式があります。

DHCP

CATV(ケーブルテレビ)会社が提供するインターネットはほとんどがこの方式です。モデムにLANケーブルで接続するとすぐにインターネットが使えます。

IPoE

新しい接続方式であるIPoEではフレッツ回線でもID、パスワードが必要なくなりますが、IPoE対応ルーターが必要などの制約があるため、契約前にプロバイダに確認してください。知らな人は損⁉次世代インターネット