LANケーブルのカテゴリーってなに?

投稿日時:2018年8月14日

はじめに・・・・

1Gbpsという高速な光回線サービスが一般的ではありますが、ご自宅や職場の環境に応じてLANケーブルを適切に選ばないと、
LANケーブルのカテゴリーの種類によっては、インターネットの通信回線速度を低下させてしまう場合があります。

 

LANケーブルのカテゴリーの種類

LANケーブルの
カテゴリーの種類
CAT5
カテゴリー5
CAT5e
カテゴリー5e
CAT6
カテゴリー6
CAT7
カテゴリー7
最大通信速度 100Mbps 1Gbps 1Gbps 10Gbps
対応するイーサネット
機器
(HUBや無線ルーター
PCのLAN差し込み口など)
10BASAE-T
100BASE-TX
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T※1
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX※2
10BASE-T
100BASE-TX
1000BASE-T
1000BASE-TX
10GBASE-T

※1 1000BASE-Tとは8本の芯線のうち250Mビット/秒のデータの通信を4色のペアすべてで送受信して通信する方式
※2 1000BASE-TXとは8本の芯線のうち500Mビット/秒のデータの通信を2色4本を送信用、残りを受信用として通信する方式

表を見てわかるとおり、光回線が1Gbpsなのに、カテゴリー5のLANケーブルを使用してしまうと、
通信速度の最大値は100Mbps以下に速度低下してしまうことなります。
最近では、カテゴリー5のケーブル自体見かけることは少なくなっていますが、購入した機器に付属している
LANケーブルなどにはまれに同封している場合があります。

光回線サービスを利用するのであれば、カテゴリー5e以上(カテゴリー6や7)のLANケーブル必要です。
おすすめなのがカテゴリー5eで比較的安価でネット通販や家電量販店でも取り扱いが多いので、
ネットワーク構築等も簡単に施工しやすいです